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厄除けとその体験談について教えてくれ

男性は42歳が本厄で41歳と43歳がそれぞれ前厄と後厄といいます。これは数えで行いますので生まれた時を1歳と数えるため、実際の年齢より1つ多い年齢で計算することになります。

親戚の家でも40歳の時に小学1年生の下の子が事故にあいまいした。近所で家を建て替えていたのですが、建設中のトラックの下敷きになってしまったのです。幸い、命に別条はなく後遺症もなく済みましたが、その時親戚が前厄であることに気が付きました。

なので厄払いで有名な関東三大師といわれる、川崎大師、西新井大師、佐野大師をお参りすることにしたそうです。
子供の事故が夏休み中だったので、退院して秋になってからまずは近くの川崎大師へ。レジャーも兼ねていましたので、帰りに横浜の中華街に寄って食事をして、子供たちも大喜びだったそうです。

それから時間を見つけて西新井大師へも行っていました。
佐野大師は新年明けてから1泊で車で厄除けに行ったそうです。佐野の市内を巡り芋フライを食べたりして観光し、その日は足利に泊まりました。翌日は足利学校や鑁阿寺を見て帰りました。

その後の本厄、後厄の年もすべて日帰りでしたが3つの厄除け大師を毎年回りました。お陰様か親戚家族にも事故や病気はありませんでした。
有名な厄除け大師のお参りでしたが、親戚家族にとってはちょっとしたレジャーだった模様。子供たちも楽しく、新石器夫婦も厄除け、厄払いができたという気持ちで楽しいお参りだったそうです。

厄除けと厄払いの違いについて

厄年の方は神社やお寺などに参拝して厄払いの儀式をしてもらいことがありますが、このように現在厄である状態、つまり悪いことが実際に起こっている状態のときに、これを取り除くことを厄払いと言います。一方の厄除けとは、現在厄ではない、つまりまだ悪いことは起こってはいない状態のときに、悪いことが起こらないように、また悪いことが起こっても対処できるようにすることを意味します。

そのため、厄除けグッズと言うものはありますが、厄払いグッズと言うものはありません。例えば最近流行のパワーストーンなどを身につけていたりすると厄除けになると考えられていますが、これなどは前述の厄除けの考え方そのものを体現していると言ってよいでしょう。しかし、根本的なことを言えば、厄除けも厄払いも、どちらも悪いことが起きませんようにと言うことを願ってお寺なり或いは神社なりにお参りに行ったりするわけですから、実際に悪いことが起こっているとしてもそれを厄と考えるのか、それとも自分の無用心と考えるのかでもこの区分は変わってきます。

要は自分の考え方次第で厄が付いているとも付いていないとも考えられますので、その意味では、厄払いも厄除けも実質的には同じ意味になると考えられます。

厄払いの特徴
厄払いを受けたことがある人はわかりますが、大体皆さん最初は有名どころに行きますよね。10人ぐらいまとめて、多いところだともっと。管理人の時には50人ぐらい一斉でした。これは、そのお寺さん毎によりことなるようです。ご利益があるかどうかは信じるしかありませんが、やはり個別の方がありがたみがありますよね。そこで、個別の御堂を探すよりも厄除けではない所に頼む方が個別でやってもらえる確率が高いかもしれません。例えば、管理人が行った常光円満寺の厄払いは個別です。

このお寺は安産祈願で非常に有名なお寺ですが、もちろん厄払いの修行も行っているのでお願いできます。意外と厄払いのブランドではないお寺も、皆さん厄払いは一生懸命修行されているそうなので、お願いしてもきちんとお祓いしてみるので合理的でお勧めですよ。